高度な法律知識と経験で選ばれる理由

当事務所が選ばれる理由についてご紹介します。

高度な法律知識と経験

　大学３年生のとき、当時の指導教授であった関西学院大学大学院教授の米沢明先生（法学博士）から研究室に呼ばれ「大学院に残りませんか。」とのお誘いを受け、関西学院大学大学院法学研究科（民刑事法学専攻科）に進学しました。

幸いなことに、大学院在学中に横田正俊元最高裁判所長官の推薦により『法の支配』法曹協会（千代田区法曹会館）に入会させていただき、大阪から東京まで通い、大学院の研究では知りえない貴重な情報を共有させていただくことができました。

後に、横田正俊最高裁長官からは、長島　敦最高検察庁公判部長（アジア極東犯罪防止研修所所長、名古屋高検検事長を歴任、後に最高裁判所判事）、鈴木竹雄東京大学名誉教授（会社法）、団藤重光東京大学名誉教授（刑法、後に最高裁判所判事）、伊藤正巳東京大学名誉教授（憲法、後に最高裁判所判事）や星野英一東京大学名誉教授（民法）はじめ多くの方をご紹介いただき、特に横田正俊先生と長島　敦先生からは、ご自宅（世田谷区成城学園前）や最高検察庁にもご招待いただき貴重なご指導を賜り、高潔で誠実なご人格による薫陶を受けたことはわたくしの精神的資産になっています。

それと同時に、関西学院大学在学中から親しくご指導を賜りました上田徹一郎先生（民事訴訟法、法学博士、元司法試験委員）、大阪の上野勝弁護士（元大阪弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長）、水田通治弁護士（大阪弁護士会）、神戸の正木靖子弁護士（日本弁護士連合会副会長、兵庫県弁護士会元会長、内閣府公益認定等委員会委員、近畿弁護士連合会理事長）、堂島総合法律事務所の塚本博美弁護士（大阪弁護士会）はじめ東京、京都、大阪、熊本の多くの弁護士の皆さんに今もなお、親しくおつきあいいただき、また、貴重なご指導をいただいておりますことに感謝申し上げる次第です。

大学院修了後、大阪の学校法人で法学講師を務めた後、納屋宗淡宗匠（千　玄室大宗匠のご実弟）のご紹介で京都の伝統文化の総本山である茶道裏千家に入庵いたしました。

一般社団法人茶道裏千家淡交会および一般財団法人今日庵では、総務・法務業務、商標権等知的財産権の管理や国際業務を中心に行ってまいりました。日本が世界に誇れる伝統文化のお仕事に携わる中で、ご宗家の皆さんはじめ良き上司や友人にも恵まれ、大変貴重な経験をさせていただきました。殊に、内閣府公益認定等委員会のみなさま、文部科学省、文化庁、外務省、各国大使館、総領事館、国土交通省、迎賓館、京都迎賓館、最高裁判所、日本国特許庁、弁護士事務所、弁理士事務所、公認会計士事務所、税理士事務所や司法書士事務所とともにお仕事をさせていただく機会が多く、また、大学の先輩、後輩の貴重なご縁をいただき、多くのことを学びていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

定年退職後、わたくしにぜひ来ていただきたい、と７社からオファーを受け、有難いことでございました。とりわけ、経済産業省の幹部のかたから是非にとのお誘いを受けたにもかかわらず、結果的にお断りすることになりました。今までの法律の知識を高く評価いただき、国家公務員としてやりがいのある仕事ができる上、規模の大きな組織でとても魅力的でしたが、結果的に別の道を選びました。

今後は、身近な法律家として皆さまのお役に立てるよう全力を尽くす所存でございます。

これらの経験を生かし、お客さまが、時を重ねるほど、安心して快適に平穏無事に過ごせるよう、お客様のご要望に合わせて結果を出します。これからは、今までの経験を生かし、皆さんにご恩返しできればと思っています。